一生お金に困らない生き方ー母親に「クソババア」と3回言ってみる。
自営業の我が家。将来のことで不安になることもある。そんなときに読んだ本の一冊。
「一生お金に困らない生き方」
心屋仁之助 著
PHP研究所 発行
お金持ちになるための精神論が書かれていて、不安になった時にパラパラめくって読むと、前向きな気持ちになれます。
お金を引き寄せる人の考え方が紹介されているのですが、その中の1つに、お金が欲しいと言っている人は、実はお金を受けとっていない、という話があります。
要約すると、お金を受け取る価値が自分にはないという考え方、貧乏な人の心のクセがある。
そしてその心のクセ、お金に対する価値観、大前提は、家族により形成されている。
大前提を壊すことは、握りしめていた過去の出来事を手放すこと、それは過去の自分を許すこと。
「『あなたは愛されているんだよ。過去も、今も、これからも、ずっと』
自分を許してやることで、心のクセ、かたよりが修正されます。握りしめていた「大前提」が崩れるのです。」
不安になるとき、それはお金のことに関しても、家族の、というより親の影響はやはり大きいんですね。
母は、お金を使わない自慢をよく私にした人でした。これはセールで安く買ったものだ、とか、貰ったものだとか。
私が夫と結婚するときも、最初に言ったのが「貯金はしておきなさい」でした。
今思えば、それも私を苦しめていたんですね。
貯金=正義でした。
それが悪いとは言いません。問題は私がそれに苦しんでいるという事実。
夫はその点、必要なもの、好きなものにはどんどんお金を使う。使ってはいるが、その分稼いでいるので、お金に関して不安を口にしたことがない。
そんな夫の様子をみて不安になるのは、いつも私。
現在、贅沢はできないがお金には困っていない。なのに、いつも私は不安。貯金がいくら溜まっても不安は消えないと思う。過去より貯金は増えているのに、過去も今も不安だから。
本書ではこうも言っている。
反抗期をきちんとやれなかった人は、いつまでも親の目を気にしている。親の作ったルール下に置かれているので、お金に対してもネガティヴ。
そんな人が罪悪感から解放されて、親の支配下から自由になる方法は2つ。
1つ、「母親は幸せだった」と言ってみる。
2つ、母親に「クソババア」と3回言ってみる。
面と向かってじゃなくても、いいそうです。
実は私、母親からの電話の後に「クソババア」って言ったことがあります。でもそのあとの罪悪感といったら・・・。
今思えば、それでよかったんですね。自分の道を行き出そうとしていた証拠だから。
私は愛されてる。過去も、今も、これからもずっと。母親も幸せだった。仮に不幸だったとしても、私の存在は関係ないんだよ、クソババア、クソババア、クソババア!
これから毎日つぶやきます(笑)